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そして、重なった青い蒼穹の下

みたいなタイトルで、唐突に小話を書き始めました。

実は、去年あたりから、ちょっと書いてみたくてうずうずしていました。

「ひ と 夏 の 異 世 界 旅 行
  ~ 神 子 さ ま と い っ し ょ ~」

の、最終話+αのさらに+αです。

完結して次の年辺りで「二色の平行線」を書いていましたが、どうにもこうにも……。まあ、記憶に残っている方は笑ってあげてください(笑)
二色~はもう封印したので、なかったことにしていただけると嬉しいです(汗)

もう最終話以外の完結の仕方がない!と思っていたのですが、最近になってふと「続かない、続きの提起を書いてみるのもいいかな」と思ってみたりしまして…。

完結時に書いたあとがきは、どこかに消えてしまったので、つなぐことはできないのですが、NEXT?の続きにひっそりと、いつかリンクを貼ってみようかな、と思っています。

自分の心境の変化にびっくりしていますが、そのうちに本当に小話ですが、つなげてみたいと思います。
気づけば、あの作品が完結してから4年近く経ったんですね。
他の放置されている作品たちも完結させていきたいと思います。時間を作って。

前の私のように「あれで終わっていてよ!!」と言う方は、閲覧をお勧めしませんが、ほんのり希望をもって終わる締めくくりが欲しいなぁという方はどうぞ。と言ってもまだ、書き終わっていませんが。

以下、出だしだけ。








 気づけば、四大の三年生になっていた。
 ついこの間、着なれないスーツを着て入学式を迎えて、自分で時間割を組むということに戸惑いを覚えていたというのに。いつの間にか、卒業を意識した単位取得を狙った時間割を組んだり、どの先生の授業が楽だとか、面倒だとかいう情報をたくさん持っていて。
 友人たちとの会話にふとした瞬間に「卒業旅行は」の言葉が出てきたり。



 雲一つない空を見上げると思いだす、高校二年の時の夏の思い出。
 今では、あれは夏の暑さが見せた夢だったんじゃないか、とかいう思いを抱くことがある。でも、同時に手元に残ったいくつかの品物が『あれは夢じゃない』とあたしに訴えかけてきている。

 気づけば、五年経ったのだ。

 夢のような体験をした、ひと夏の異世界旅行。
 ほんのり痛む胸を抱えて帰還して暫くは、蒼い空を見て思いを馳せることが多かった。けれど、時が移ろうにつれて、思い出に浸っている場合ではなくなったのもあって。
 失恋、に近い心の痛みは、忙しさに忙殺されてなかったことにされていった。

 けれど、落ち着いたここ数年は、ふとした瞬間にやはり思い出してしまう。

 鮮やかな赤と、空のように澄み切った青。
 軽い口調、悪戯な笑み。耳当たりの良い声。真剣な表情。そして、泣きそうな瞳。

 あの時の、帽子もヘアピンも、……指輪も大切に仕舞ってある。
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